北海道ツーリング 2003
Part 3

2003.9.11 阿寒~知床~釧路

昨日の雨もやみ、晴天となった。朝食の後、早速出発することにする。

昨日とはうってかわり清々しい。国道240号線から国道241号線へ。途中、阿寒湖から雄阿寒岳の反対側にあるパンケトウを望む展望台に立ち寄る。

いい景色を見ながら吸い込む朝の空気が気持ちいい。

パンケトウ
森林に囲まれたパンケトウ

展望台を出発して摩周湖を目指して国道241号線を進む。途中、北海道らしいまっすぐな道が続く。

まっすぐに続く道路
まっすぐに続く道路

摩周湖につくと、観光地らしく結構大勢の観光客がいる。有料駐車場にバイクを止め。観光客の一人として摩周湖を一望する展望台にあがる。摩周湖の湖面に移る景色がすばらしい。

摩周湖
摩周湖

摩周湖の展望台には、半野生のリスや小鳥が集まる場所がある。半野生というのは、観光客が与えるヒマワリの種を求めて集まってくるから。ヒマワリの種はこの場所で売っている。リスがヒマワリの種を頬いっぱいに溜め込むまで頬張っているしぐさがかわいい。

ヒマワリの種を頬張るリス
ヒマワリの種を頬張るリス

摩周湖にはもう一つ展望台がある。こちらにも立ち寄り改めて摩周湖を眺める。こちらの展望台のほうが人が少なくてゆっくり眺められるかもしれない。

摩周湖
あらためて眺める摩周湖

摩周湖を離れて次は屈斜路湖に行く。

屈斜路湖の湖岸は、砂の地面を掘ると温泉が出てくることで知られている。湖岸には温かい温泉がたまった穴が沢山掘られたまま残っている。

屈斜路湖
屈斜路湖

横の売店を見ると「日本初」のピスタチオソフトクリームが売っていた。

日本初のピスタチオソフトクリーム看板
日本初

むむむ。日本初とは。世の中には元祖だとか、本家などが沢山ある。本当かどうか分からないが甘味研究家の一人としては食さねばなるまい。しかし、バニラソフトが250円、メロンが300円、ピスタチオが350円とピスタチオは高い。

結局、ピスタチオの方を買った。

ピスタチオソフトクリーム
ピスタチオソフトクリーム

美味しかったけども、あまり味を覚えていない。はたしてピスタチオをソフトクリームにすることが有効なのかどうか。日本初なのは日本で誰もやろうとしなかったのかも。やはりソフトはバニラが一番と思った。3割程度も安いし。

屈斜路湖をぐるっと半周して次は知床に向かう。途中、高台の道路から屈斜路湖を眺める。湖は近くからみるより、遠くから眺めるのほうが美しい。

高台から眺める屈斜路湖
高台から眺める屈斜路湖

景色が良いだけあってすぐ近くに展望台があった。そこからも屈斜路湖を眺める。

展望台から眺める屈斜路湖
展望台から眺める屈斜路湖

国道243号線から国道39号線に入り、網走湖の脇を通って網走へ。そこから海岸沿いの国道244号線、さらに国道334号線を通って知床に向かう。

海岸沿いの国道334号線
国道334号線にて

北海道は地図で見るよりずっと広い。距離を見誤ったのか結構時間がかかってしまった。この時点で午後3時ごろ。日が暮れるまでに知床につかなければ。

そう思いながらも国道334号線沿いにあるオシンコシンの滝に立ち寄る。水量の多いこの滝を間近に見るとかなりの迫力だ。

オシンコシンの滝
オシンコシンの滝

ここでハーレー乗りの人と出会う。彼はこれから稚内に向かうそうだ。しかも今日中に。それを聞いて少し驚く。今日中といっても稚内まではかなりの距離がある。夜通し走りつづけるつもりなのだ。

何度も北海道に来たことがあったので、北海道の夜がどれほどの暗闇か知っていた。真っ暗闇を走りつづけて楽しいのか?とても自分には真似できないと思いつつ、知床への道を急ぐ。

ようやく知床にたどり着く。知床峠の気持ちよいワインディングを程よく楽しみながら走りぬく。

立ち寄った展望台から眺める羅臼岳が大きい。

羅臼岳
羅臼岳

展望台の反対側にはもう海が見える。知床の森林の深さが北海道らしい自然だ。

知床の深い森と海
知床の深い森と海

さらに国道334号線を走り抜ける。

途中、キツネが道路に顔を出す。人が渡す餌を求めてだ。悪いが餌はやれない。人の餌に野生の動物が慣れてしまうのは良くないことだ。

キツネ
餌やれなくてゴメン

国道335号線を南に下る。海岸沿いの国道335号線は遥か向こうに国後島がみえる。

国道335号線から国後島を望む
国後島が見える

今日の宿は釧路をとっている。釧路の宿には9:30までには到着するよう注意されていた。国道272号線に入ってしばらくしたところで、もう5時を過ぎている。日が沈みそうだ。しかもかなり疲労してきた。時間は無いが休憩を取りながら道を進む。

とあるパーキングにて日が落ちてきた風景
あるパーキングにて

中標津を過ぎたところでとうとう日が沈んでしまった。夕日が雲にあたってきれいだが、しばらくすると真っ暗だ。

国道272号線の夕闇
国道272号線の夕闇

ここから釧路まで、まだ100km以上ある。しかも国道272号線はここから釧路までの間に市街地がない。ずっと森の中を走りつづけなければならない。

昼間だったら爽快な道路だったろうな。と思いつつ街灯も無い道路を走る。北海道の地元民達は一般道であろうと100km/h以上のスピードを出す。街灯が無くカーブの先が見えない道では危険だ。四輪と違って二輪は曲がるための予備動作が必要なのだ。急にカーブが現れても対応しにくい。

極力スピードを抑えつつ走行する。北海道では一般道でも、遠慮なく前走車を挑戦的に煽る。腹立たしく感じながらも、ここで事故でも起こしては誰も助けてくれそうに無いので我慢しながら走行する。

約2時間弱、やっと釧路の街につく。もう時間が無いので、手っ取り早く牛丼屋で空腹を満たし、コンビニで予備の食料を購入して、今夜の宿である釧路湿原のユースホステルに向かう。このユースホステルは釧路市街から離れた場所にあるのだ。

真っ暗な国道391号線を進み、何度か塘路の町中を迷いながら、ようやくたどり着いた。

今日はいろいろなところを一気に見てまわった感じだ。明日もまた晴れだ。今晩疲れを落としたら、また明日がんばって走りまわろう。

北海道マップ3日目
3日目の走行ルート

Part 4へつづく